2024-09

Reading Journal 2nd

エレーヌ・シクスー
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

エレーヌ・シクスーは、パリ第八大学の教授であり、多産な作家、そして、女性解放運動の活動家でもある。彼女は、書くことは自分にとって呼吸のように抗しがたい欲望であると言っている。そして、物語は彼女の夢との交流でもある。:『作家の仕事部屋』より
Reading Journal 2nd

先延ばし行動
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

年功賃金や失業期間の問題、スムーズな社会保障給付、長時間労働などの問題は、伝統的な経済学の視点で見ると、理屈に合わないことが多い。ここでは、それらを行動経済学的な参照点や現在バイアスの問題と捉え、有効なナッジについて検討している。:『行動経済学の使い方』より
Reading Journal 2nd

新型コロナ対策はなぜ失敗したのか(その2)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

新型コロナウィルス感染症への対応として、突然行われた全土封鎖はインドに深刻な打撃を与えた。特に混乱したのは出稼ぎ労働者の帰還問題だった。また、経済の打撃はその後V字回復を見せたが、中小企業や貧困層の打撃は大きく経済格差が広がった。:『「モディ化」するインド』より
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インスピレーションを与える対話
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

「思いやりのコーチング」は、他者の変化、学び、成長を手助けすることである。そのためには、両者の間に「共鳴する関係」を築くことが大切である。また支援する人はマインドフルな状態で希望を喚起し、思いやりを示す必要がある。:『成長を支援すること』より
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ギ・デ・カール
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

ギ・デ・カールは、ベストセラー作家である。彼は小説を書くときにまず、綿密なプランを立てる。いくつものプランを融合させ時間をかけて最終プランを作ったら、その後は書くだけである。パリにを離れず食事も一日一回。毎日書き続ける:『作家の仕事部屋』より
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仕事の中の行動経済学(後半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

職場などで同僚が他の労働者の生産性に与える影響を「ピア効果(同僚効果)」という。このピア効果を実証した研究によると、「同僚の生産性が高いと働いている従業員個人の生産性が向上」すること、つまりピア効果があることがわかった。:『行動経済学の使い方』より
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新型コロナ対策はなぜ失敗したのか(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

新型コロナウィルス感染症の対応で、インド政府は事前の調整がないまま突然全土封鎖措置を行った。これにより経済は混乱し大変な被害が起きたが、第一波の封じ込めは出来なかった。そしてこの大きな被害は、モディ政権に大きな責任がある。:『「モディ化」するインド』より
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支援の本質
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

従来の「誘導型コーチング」、つまり問題を正そうとする方法では、持続的な解決に結びつかない。そしてこの「思いやりのコーチング」、つまり、各自の夢や目標の達成支援し互いに「共感した関係」を築く方法でのみ変化を起こすことができる。:『成長を支援すること』より
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ジョゼ・カバニス
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

「ジョゼ・カバニス」は、昼は弁護士(法律鑑定人)、夜は作家と二つの顔を持つ。30代の時、トゥールーズの中心で第一期の作品群を書いた。そして、40代になり、そこから10キロ離れた田舎の家で第二期の小説群を書いている。:『作家の仕事部屋』より
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仕事の中の行動経済学(前半)
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

行動経済学で、タクシードライバーの働き方とプロゴルファーのスコアの研究により、従来の伝統的経済学の範囲は理解できなかった、それらの人たちの働き方が行動経済学の参照点により依存するということで理解できることがわかった。:『行動経済学の使い方』より