2024-09

Reading Journal 2nd

マックス・ガロ
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

マックス・ガロは、作家でありジャーナリスト、大学教授でもある。彼は強迫観念に取りつかれたように作品に向かう。作品は書いているうちに主題が次第に変化し潮の満ち引きのような形で進んでいく。作品は歴史が絡むため綿密な文献調査が欠かせない。:『作家の仕事部屋』より
Reading Journal 2nd

本当に働き方を変えるためのナッジ
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

この章では、「働き方を変えるナッジ」が紹介されている。われわれは、仕事に金銭的な価値以上の価値を見出しているため、仕事そのものに意味を持たすこと仕事したことを実感できるようにするなどがある。その他さまざまなナッジが紹介される:『行動経済学の使い方』より
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[レビュー]『冬の日誌/内面からの報告書』
ポール・オースター 著

この本は、『冬の日誌』『内面からの報告書』という二冊の本からなっている。そしてこの二冊、オースターの肉体に起こったことを書き記した『冬の日誌』と子どものころからの心の中を探索する「内面からの報告書」は、明らかに対をなす。:『冬の日誌/内面からの報告書』より
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グローバル化するモディ政治(その1)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

二〇二〇年にトランプ大統領が訪印した際に「ナマステ・トランプ」という大規模な集会があり二人は親密さをアピールした。モディ外交の特徴は、このようにインドの国際的地位が高まった理由を首相個人的功績として印象付けることがある。:『「モディ化」するインド』より
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変化への渇望を呼び起こす
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

正しい問いかけは「ポジティブな感情を引き起こす因子(PEA)」を呼び起こし、間違った問いかけは「ネガティブな感情を引き起こす因子(NEA)」を呼び起こす。思いやりのコーチングではオープンエン型の問いかけでPEAを引き起こすことが必要である。:『成長を支援すること』より
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アンドレ・ドーテル
ジャン=ルイ・ド・ランビュール 『作家の仕事部屋』 より

アンドレ・ドーテルは、仕事場としてベッドを選んだ。彼がそこで想像した地図の上を登場人物たちに放浪させる。自身も常に旅をしていたが、本のために放浪ではない。彼は自分の文学を《翻訳》と言っている。それは、人々の感情や冒険の《翻訳》である。:『作家の仕事部屋』より
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社会的選好を利用する
大竹 文雄『行動経済学の使い方』より

行動経済学のナッジには、社会的選好にかかわるものがある。たとえば贈与交換(自分が受けた恩恵が自分の参照点よりも高い場合は、恩恵に報いる傾向がある)や、行う行動が社会的に多数派になっていることを示すナッジなどがある。:『行動経済学の使い方』より
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新型コロナ対策はなぜ失敗したのか(その3)
湊 一樹『「モディ化」するインド』より

新型コロナの第一波を乗り越えたインドは、新型コロナを効果的に封じ込めたと大見えを切った。しかし、すぐに第二波に襲われ、また深刻な被害を被った。この感染対策には、モディ政治の本質つまり「貧困層への無関心」「専門知の軽視」が現れている。:『「モディ化」するインド』より
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[マガジン]「登らない富士山」
『旅行読売2024.10』より

特集は「登らない富士山」、現在オーバーツーリズムが問題になっている富士山。ここでは、頂上に上らずに5合目から楽しむ富士登山の形を紹介している。バラエティーに富んだ、2時間から4時間半の5コースである。その他、紅葉の名湯の旅など:『旅行読売 2024年10月号』より
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思いやりのコーチング
リチャード・ボヤツィス 他 『成長を支援するということ』より

「思いやりのコーチング」は、「意識的変革モデル(ICT)」によって説明される。ICTモデルでは、行動変容には5のステップがあるされる。従来型のコーチングは対象者をNEAゾーンへ押しやるのに対し、思いやりのコーチンぐでは、PEAゾーンへと導く。。:『成長を支援すること』より