2024-06-07

Reading Journal 2nd

新訳 猫の草子
田中 貴子 『猫の古典文学誌』 より

『猫の草紙』は、江戸初期のお伽草子である。「洛中の猫の綱を解き、放し飼いにすること」という高札から始まった猫とねずみのドタバタ劇になっている。ねずみは猫に追われ、お坊さんに助けを求めるも結局、京の町から逃げ出すことになる。:『猫の日本文学誌』より