2024-06-01

Reading Journal 2nd

猫を愛した禅僧(前半)
田中 貴子 『猫の古典文学誌』 より

室町時代になると勢力を増した禅宗の僧も猫を飼い、可愛がった。禅の僧侶たちは、猫をその詩句に多く残した。猫が画題になっているものがあり、禅の教養と関連付けられる。しかし、それだけではなく、猫との暖かい関係を示したものも多い。:『猫の日本文学誌』より