Reading Journal 2nd 暴力による革命エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より 国庫の金を使い果たしたルイ十六世は、三身分の代表者を集めた三部会を開いた。しかし王はその提案を気に入らず三部会の解散を命じる。しかし、彼らは去らず、軍隊を導入しようとした王に反対して民衆が立ち上がった。フランス革命である。:『若い読者のための世界史』より 2024.02.09 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 身延山の暮らし(その3)松尾剛次 『日蓮 「闘う仏教者」の実像』 より 『三大秘宝抄』は、日蓮仏教の達成を示す書とされている。三大秘宝とは、本尊としての釈尊。自行利他の題目、自の戒壇のことである。この戒壇は題目の場でなく、この娑婆世界のすべての人々に開かれた本門の戒壇として国立戒壇を意味する。:『日蓮 「闘う仏教者」の実像』より 2024.02.08 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 竹取物語ーー成長するかぐや姫山口 仲美 『日本語の古典』 より 『竹取物語』は、平安期にすでに楽しまれていた文学である。かぐや姫は、堅い言葉ずかいをし、人間性は乏しい。しかしその言葉づかいは、徐々に変化して人間としての成長をうかがわせている。そして月に帰るころには繊細な感情を持つまでになる。:『日本語の古典』より 2024.02.07 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd ほんとうの新しい時代エルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より 1700年頃から「寛容」「理性」「人権」を基本とした「啓蒙主義」の理念が生まれた。プロイセンのフリードリッヒ大王は、啓蒙主義による改革を行った。プロイセンの敵のオーストリアをおさめたマリア・テレジアも啓蒙主義によって改革を行った:『若い読者のための世界史』より 2024.02.06 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 身延山の暮らし(その2)松尾剛次 『日蓮 「闘う仏教者」の実像』 より 『撰時抄』は、時の観点から『法華経』のエッセンス「妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」を流布することについて書かれている。『報恩抄』は、日蓮の師である道善房の死を弔うために書かれた。また、それは『三大秘宝抄』に繋がる書である。:『日蓮 「闘う仏教者」の実像』より 2024.02.05 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 風土記ーータブーと地名由来山口 仲美 『日本語の古典』 より 『風土記』は、当時の伝説についての重要な記録となっている。そこには地名の由来や各地の伝説が書かれていて、地名の由来には、天皇や皇后の行為や発言から解かれているものが多い。そして、伝説は各地のタブーによるものが多く収録されている。:『日本語の古典』より 2024.02.04 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd その間に東欧で起こったことエルンスト・H・ゴンブリッチ 『若い読者のための世界史』 より 三十年戦争後、東欧ではドイツ皇帝はハンガリーから助けを求めらてたトルコと闘いギリギリのところでウィーンを守った。ロシアではイワン雷帝のピュートル大帝が現れた。さらにスウェーデンのカルル十二世によるヨーロパ遠征もあった。:『若い読者のための世界史』より 2024.02.03 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 身延山の暮らし(その1)松尾剛次 『日蓮 「闘う仏教者」の実像』 より 日蓮は二年半の佐渡配流を解かれ鎌倉に返る。しかしこのまま鎌倉で活動を続けるとまた配流される危険があるため、身延山に居を移した。身延山の日蓮の元に文永の役の知らせが届く。日蓮は次の蒙古来週では日本は敗れると確信する:『日蓮 「闘う仏教者」の実像』より 2024.02.02 Reading Journal 2nd
Reading Journal 2nd 日本書紀ーーリアルな歴史叙述山口 仲美 『日本語の古典』 より 『日本書紀』は純粋な漢文で書かれた無味乾燥な歴史書であると考えられているが、実はその中に実には、大化の改新の場面のように、実にリアルな場面描写がある。そのようなリアルな描写には「場所に居合わせた人」の関与があると考えられる:『日本語の古典』より 2024.02.01 Reading Journal 2nd