2024-02-28

Reading Journal 2nd

源氏物語ーー言葉に仕掛けられた秘密
山口 仲美 『日本語の古典』 より

『源氏物語』で紫式部は、主だった人物について、「喩え」「擬態語」などを綿密に使い分けて、各々の特徴を示している。さらに、事物を巧みに人物との関連付けを行っている。この二つの操作を見事にこなして、紫式部は、壮大なロマンスをを作り上げた。:『日本語の古典』より