2024-02-07

Reading Journal 2nd

竹取物語ーー成長するかぐや姫
山口 仲美 『日本語の古典』 より

『竹取物語』は、平安期にすでに楽しまれていた文学である。かぐや姫は、堅い言葉ずかいをし、人間性は乏しい。しかしその言葉づかいは、徐々に変化して人間としての成長をうかがわせている。そして月に帰るころには繊細な感情を持つまでになる。:『日本語の古典』より