2023-07-05

Reading Journal 2nd

「鏡に映らない自己を描く — パリ」(その1)
木下長宏『ゴッホ<自画像>紀行』より 

ゴッホはパリ時代に多くの自画像を描いている。恐る恐る始めた最初期の自画像は、オランダ時代のと同じく、茶褐色系の色で統一されているが、背景の処理や顔の作り方などに光と色彩の関係を考えていることがわかる。『ゴッホ<自画像>紀行』より